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月刊じんけんかわらばん 令和3年7月号「伊万里弁で奏でる世界人権宣言」


月刊じんけんかわらばん 令和3年7月号「伊万里弁で奏でる世界人権宣言」
(2021年7月30日更新)
 私たちは幸せになるために生まれてきました。

 日本国憲法もすべての人の幸せを保障しています。

 しかし、私たちが暮らすこの社会には、幸せを妨げる様々な生活課題が存在しています。

 人権問題もその一つであり、一日も早く解決しなければいけません。

 

 私たちの身近な人権問題をショートストーリーで紹介します。

 どうぞ、ご覧ください。

 

 

 

月刊じんけんかわらばん 令和3年7月号「伊万里弁で奏でる世界人権宣言」

 

 『世界の約束』

  昔、たくさんの人が亡くなりました。

  「自由」や「権利」が、ないがしろにされて戦争になってしまったからです。

  反省した世界の人たちは約束しました。

  「自由」や「権利」を大切にしてもう二度と戦争はしません。

  それが世界人権宣言なのです。

 

 

 『みんな仲間だ』

  あたりまえ。

  みんなそれぞれ違うけど、いのちの重さはみんな同じ。

  いのちの値うちもみんな同じ。

 

 

 『差別はいやだ』

  あなたが私と言葉や肌の色が違っても、同じ考えじゃなくても、信じる宗教が違っても、

  どちらかが貧しくても、差別は絶対に許されません。

 

 

 『安心して暮らせる』

  あなたは、自由に安心して暮らせます。

  それは、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでみんな同じです。

 

 

 『考えるのは自由』

  あなたは、自由に考えることができます。

  考えを変えたり、考えをほかの人たちと一緒に広めることも自由です。

 

 

 『集まるのも自由、集まらないのも自由』

  あなたは、集会を開いたり仲間を集めることが自由にできます。

  でも、嫌がっている人を無理やりそこに入れることはできません。

 

 

 『勉強できます』

  あなたは、学校へいくことができます。

  小中学校は、誰だって、ただで通えます。

  大きくなったら、高校や専門学校、大学などで好きなことを勉強できます。

  学校では、みんなと一緒に平和の尊さも学びます。

 

 

 『幸せになろうよ』

  私たちは、幸せになるために生まれてきました。

  ですから、幸せにならなければいけません。

  そのためには、自分はもちろんまわりの人の「自由」や「権利」を大切にしなければいけません。

 

 

 『大切なこと』

  あなたには、戦争をしらない子どものままでいてほしいのです。

  あなたの子どもも、その子どもも、またその子どもも

  ずっと、ずっと、いつまでも・・・