(2020年10月16日更新)
学童期に受ける予防接種は、日本脳炎(2期)と2種混合(ジフテリア破傷風)、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)です。
市内の医療機関で受けることが出来ます。
日本脳炎
◇対象年齢:9歳以上13歳未満の者
◇接種回数:1回
【日本脳炎に関する特例措置について】
平成17年から平成21年にかけて接種を受けることができなかった方も日本脳炎第1期、第2期の未接種分の予防接種が受けられる特例が設けられています。対象期間内であれば無料で接種することができます。
◇対象者
(1)平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれで、平成22年3月31日までに第1期が終了していない9歳以上13歳未満にある者
(2)平成12年4月2日から平成19年4月1日生まれで、第1期及び第2期の接種が完了していない者で、20歳未満にある者
※接種を希望される場合は、実施医療機関に事前に予約し、母子健康手帳をお持ちになり接種を受けてください
2種混合(ジフテリア破傷風)
◇対象年齢:11歳以上13歳未満の者
◇接種回数:1回
※三種混合定期予防接種を第1期のうち3回受けていれば、2種混合を受けることができます。回数が足りない場合は、基礎免疫ができていないため、少なくとも2回の接種を任意接種で行ってから2種混合を受けましょう。
※三種混合定期予防接種の記録は、母子健康手帳でご確認ください
ヒトパピローマウイルス感染症
◇対象年齢:小学6年生から高校1年生に相当する女子
◇接種回数:3回
効果・意義
子宮頸がんの原因は、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。そのため、ワクチンを接種してウイルスの感染を防ぐことで、子宮頸がんを予防できると考えられています。
現在使用されているHPVワクチンは、子宮頸がんの原因の50~70%を占める2つのタイプ(HPV16型と18型)のウイルスの感染を防ぎます。
接種について
(1)子宮頸がん予防ワクチンは2種類ありますが、十分な効果を得るためには、必ず同じワクチンで3回接種してください。
(2)ワクチン接種後に血管迷走神経反射として失神が現れることがありますので、転倒等を避けるため、接種後30分は座るなどして様子を見るようにしてください。
(3)ワクチンは完全に子宮頸がんを予防できるものではありませんので、20歳を過ぎたら定期的にがん検診を受けてください。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の積極的勧奨の差し控えについて
子宮頸がん予防ワクチンは平成25年4月1日から定期予防接種として実施していますが、平成25年6月14日に開催された厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会(合同開催)において、「ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が、接種後に特異的に見られたことから、この副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」とされ、同日付で厚生労働省から勧告がありました。
この勧告に従い、本市においても子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種については、積極的な接種の勧奨を現在差し控えております。詳しくは、下記の厚生労働省のホームページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種に関する情報提供について
令和2年10月9日付けで厚生労働省より保護者が検討・判断するため、ワクチンの有効性・安全性に関する情報提供や、接種を希望した場合の円滑な接種の為に必要な情報等を提供できるようリーフレットが示されました。
今後厚生労働省は、国民への情報提供を進めつつ、積極的な勧奨の再開の是非を改めて判断される予定です。
予防接種を検討される際は、下記のリーフレットを参考にしていただき、医療機関へご相談してください。
1)HPVワクチン接種の対象年齢のお子さま及びその保護者向けリーフレット(概要版) 1.pdf(3191KB)
2)HPVワクチン接種の対象年齢のお子さま及びその保護者向けリーフレット(詳細版) 2.pdf(4346KB)
3)HPVワクチンを接種したお子さま及びその保護者向けリーフレット 3.pdf(1298KB)
4)HPVワクチンの接種に関係する医療従事者向けリーフレット 4.pdf(1805KB)
医療機関(要予約)

自己負担額
無料
接種当日持っていくもの
母子健康手帳・健康保険証
リンク
定期予防接種(就学前)