野菜の収穫を楽しみに交流の第1歩
4月17日、黒川町奥野で外国人との多文化共生事業がありました。市内で最多の約310人(1月1日時点)の外国人が在住している黒川町のまちづくり運営協議会が、野菜作りをとおして、外国人同士や地域の人との交流を活発化することを目的に企画したものです。
この日、株式会社名村造船所の技能実習生と地域の協力者で、広さ250平方メートルにトマト、キュウリ、唐辛子の苗を植えました。
順調に育てば、1か月後には収穫ができるとのことで、今後は毎週末に集まって世話をし、他の野菜も増やしていく予定です。
協力者の吉田金吾さん(黒川町奥野)は、「人との交流は元気が出る。ぜひ、今後も継続していきたい。いろいろなことにチャレンジし、交流を深めていきたい」と話しました。実習生の世話役をしているカルドノ・サバルさんは、「日本の技術や言葉、文化を学ぶために来ている実習生にとっていい経験になったと思う。これから皆さんと仲良くなって、言葉や文化への理解を深めてほしい」と話しました。
2021年4月17日