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伊万里市景観計画


伊万里市景観計画
(2023年9月28日更新)

計画策定の趣旨

 本市は、古くから大陸貿易の基地として発展し、江戸時代には「古伊万里」の積出港として大いに栄え、現在も肥前窯業圏の一翼を担っています。また、臨海部を中心に大規模な工業団地を形成し、国際物流の拠点化が進むほか、豊かな自然を活かした農業が調和したまちとして発展してきました。

 その中で、里地区の「里小路の矢竹生垣通り」と大川内山地区の「秘窯の里 大川内山」は、その長い歴史と風土に育まれた特色ある美しい景観がこれにまつわる物語とともに佐賀県遺産として登録されています。

 一方で、両地区を取り巻く社会環境が大きく変化するなか、里地区では、集落内の新興住宅地開発や少子高齢化による生垣の維持管理問題等、また大川内山地区では、太陽光発電の建設問題や集落内の空き家問題等、ぞれぞれに景観への影響が懸念されています。

 本計画は、このような里地区、大川内山地区の現状を踏まえ、両地区における総合的な景観づくりを図ることを目的に、両地区において今後の景観づくりの施策を実現していくための基本的な方向性や、今後のまちづくりに向けた景観的視点からのルールを景観法に基づき策定するものです。

 

計画の位置づけ

 景観計画の主眼は必ずしも強い規制をかけることではなく、住民の意向や思いが十分に反映され、地域の景観の特性や価値を再認識し、身近なところから景観をよりよくしようと実践していくことのできる計画とすることが重要です。

 今回の景観計画の策定にあたっては、各種関連計画に示される理念や将来像を、景観形成の面から実現していくための計画と位置づけています。

 本計画は、景観法第8条に基づく景観計画として策定し、「佐賀県美しい景観づくり基本計画(改訂版)(令和3年3月)」「佐賀県美しい景観づくり条例(平成20年3月)」及び、市や県の関連分野の計画や法制度等との連携・調整を図るものとします。さらに平成30年度に「第6次伊万里市総合計画」が策定され、新たなまちづくりがスタートしたことに留意し、地区の特性に合わせた景観づくり・まちづくりを推進するための計画とすることとします。

 

伊万里市景観計画

伊万里市景観計画概要版

伊万里市景観条例

伊万里市景観条例施行規則

景観法・伊万里市景観条例に基づく手続要領及び様式集

地区内住民協議相談書(景観条例4条)

地区内住民協議報告書(景観条例4条)

景観計画区域内行為事前協議書(景観条例5条)

景観計画区域内行為(変更)届出書(法16条)

景観計画区域内行為(変更)通知書(法16条)

完了届(景観条例8条)