生ごみの資源化が地球温暖化防止に貢献
NPO法人伊万里はちがめプラン(大坪町)が、生ごみを堆肥化する取り組みで地球温暖化防止に貢献したとして、環境大臣表彰を受賞しました。
市内の飲食店や家庭から出る生ごみを資源として生かそうと、平成4年に市料飲店組合のメンバーが立ち上げた研究会から始まった伊万里はちがめプラン。現在は、スーパーなど食品関連の71事業所と、300世帯から毎日生ごみを回収し、所有するプラントで100日以上かけて堆肥化しています。年間500トンの生ごみを焼却せずに堆肥化することで、1000トンの二酸化炭素発生を抑制しています。
12月20日、報告のため市役所を訪れた福田俊明理事長らに、深浦弘信市長は「継続は力なり。温暖化対策も続けることが大事です」と今後の活動への期待を表明しました。福田理事長は、「温暖化対策の面でも評価されるようになってうれしい。しっかりと後継者にバトンタッチできるよう頑張ります」と話しました。
伊万里はちがめプランは、今年度の九州農政局『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』にも選定されています。
2019年12月20日