(2011年2月22日更新)
基本方針
平成23年度は、長引く地域経済の停滞に伴い市税等の増加が期待できず、一方では扶助費など義務的経費の増大が見込まれるなど依然厳しい財政状況が予測される。
このため、行財政改革の一層の推進により経費縮減と歳入確保を図るなど、限られた財源の中で堅実な予算編成に努めた。
歳入については、普通交付税の伸びが見込まれることから基金繰入の抑制に努める一方、歳出については、都市計画道路大坪木須線の整備に取り組むとともに、新統合病院建設や休日・夜間急患医療センターの新築移転、二里小学校の校舎改築に向けた基本設計の経費などに重点的な投資を行いつつ、地域福祉の充実や保健活動の推進、農林業及び商業の振興、学校教育の推進、消防・救急体制の充実等のために限られた財源を効果的に配分するなど、緊急性及び必要性を考慮した予算の編成を行った。
予算の資料
- 平成23年度 当初予算概要
- 一般会計予算額調(性質別) (PDF:69KB)
- 平成23年度 予算説明書
歳出
- 議会費 (PDF:102KB)
- 総務費 (PDF:413KB)
- 民生費 (PDF:330KB)
- 衛生費 (PDF:230KB)
- 労働費 (PDF:92KB)
- 農林水産業費 (PDF:258KB)
- 商工費 (PDF:180KB)
- 土木費 (PDF:226KB)
- 消防費 (PDF:160KB)
- 教育費 (PDF:349KB)
- 災害復旧費~14.予備費 (PDF:110KB)
予算ミニ知識
予算の区分
自治体の予算は「款(かん)→項(こう)→目(もく)→節(せつ)」に区分されています。ずいぶん堅い言い方ですが、右側に行くほど細かい分類となり、実際の予算内容がわかる仕組みです。
予算は単年度収支(4月から翌年3月までの会計年度ごとに収支を完結させる方法)をとっています。簡単に例えると、「家計簿」のように収入と支出を把握していく方式で、企業が資産の内容を把握するために使っているバランスシート(貸借対照表)などは使いません。つまり、予算の編成とその執行(支出)、そしてこれに伴う資金繰りが財政運営の中心です。
予算編成
予算をつくることを予算編成といいます。伊万里市では、毎年1月末までに当初予算を作成し、3月議会の議決を経てから翌年度の予算が決定されます。
また、年度の途中で予算が不足することもあります。こうした場合は、補正予算をその都度作成し、議会の議決を経てから予算が補充されます。