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早里のイスノキ

早里のイスノキ
(2008年6月10日更新)
県指定天然記念物
早里のイスノキ
(はやり の いすのき)

瀬戸町字早里2667番地(伊万里駅より車で15分)
平成18年(2006)3月31日県指定

早里のイスノキ(イスノキ科)

 イスノキは暖地(だんち)に産する常緑樹です。早里(はやり)地区から黒川町黒塩(くろしお)地区へ抜ける道路の山手側にイスノキの大木があります。
 樹高約13m、目通り幹回り(目線の高さでの幹回り)約2.5m、推定樹齢約200年で、佐賀県下のイスノキでも屈指の大きさです。
 イスノキは「猿笛(さるほ)」がなることから、別名「ヒョンの木」とも呼ばれます。猿笛は樹皮に巣くう微生物の作用によっておこる木の皮膚病のようなもので、虫嬰(ちゅうえい)ともいいます。猿笛は中が空洞で、表面に穴があいており、吹くと「ヒョン」という笛のような音がします。それで猿が吹く笛「猿笛」といわれています。
 イスノキの樹皮を焼くと柞灰(ゆすばい)がとれます。柞灰は磁器の釉薬の原料として、江戸時代にさかんに使われました。またイスノキは木質が堅いのでロクロの芯材に利用されました。このように、焼物づくりとも関わりの深い木です。
 早里のイスノキは佐賀県天然記念物に指定され、イスノキのまわりの樹木も、暖地の海岸に生育する林の典型例として貴重なので、伊万里市天然記念物に指定されています。