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筒井


筒井
(2021年10月19日更新)

筒井田嶋神社 秋の例大祭及びお神楽奉納の儀

 波多津町筒井地区にある田嶋神社では年に6回神事が行われており、秋には神社内で中学生以下の女子4名によるお神楽の奉納が行われます。これは80年ほど前に畑津の田嶋神社から伝わっており、それ以降欠かさず続けられている伝統行事となっています。

フルスクリーンで見たい場合はこちら https://youtu.be/83BzGConjrI

伊万里市史より

田島信仰

 田島神社は呼子町加部島に鎮座し、旧社格国幣中社であった古社である。祭神は田心姫(たごころひめ)命・市杵島姫(いちきしまひめ)命・湍津姫(たきつひめ)命と大山衹(おおやまずみ)神・稚武(わかたけ)王。歴代波多氏の尊崇が厚かった関係で、本市域のうち波多領となっていた地区で特に尊崇された。

 波多津町内に鎮座する筒井・畑津・板木の三地区の田島神社は、それぞれ旧村社である。いずれも勧請は中世に遡る。松浦党が海上で活躍するに当たり、海波守護を祈念したといわれる。

田嶋神社

 波多津町筒井、国道204号に面した所にある。

 「佐賀県神社誌要」には、「創建年代由緒等は明かに知るを得ざるも、往古当地方海波守護神として奉祀し、漁村の故を以て民庶の尊崇特に深厚なり」とある。明治5年(1872)に村社に列格。湍津姫命、田心姫命、市杵島姫命の三姫神を主神として猿田彦命ほか二柱を合祀する。

 10月の筒井地区の供日には、中学生以下の女子4人による神楽が奉納される。

(伊万里市史より)