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市民の皆様への市長からのメッセージ(令和2年12月13日)


市民の皆様への市長からのメッセージ(令和2年12月13日)
(2020年12月13日更新)
 

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市民の皆様への市長からのメッセージ(要旨)

市民の皆様へ

 

1 市内での新型コロナウイルス感染症陽性患者の確認について

 

 12月12日、市内において新型コロナウイルス感染症の陽性患者が1人確認されました。市内で感染が確認されたのは、10月21日以来で、合計5人となります。

 

 また、佐賀県内でこれまでに感染が確認された人は、12月13日午後1時現在、のべ379人となっています。
県は、今月11日、多くは感染経路が確認できているとして、市中感染が起きている状況ではないとの認識を示していますが、市内では約2か月ぶりの感染確認ということで、市民の皆様におかれては、不安に感じている人もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 そこで、私が市長メッセージという形で、感染者の概要について、県の発表を基に正確にお知らせすることで、市民の皆様の不安や心配を少しでも払拭できればと考えています。

 

 それでは、その概要についてご説明いたします。

 

 12月12日に陽性が確認されたのは、20歳代、女性、伊万里市在住で、12月11日に市外で陽性が確認された人の接触者として、PCR検査を受け、陽性が確認されたものです。

 

 現在、県内の宿泊療養施設で療養されており、詳細な行動歴等については県において確認をされているところです。

 

 以上が、感染者の概要となります。

 

 なお、この感染確認を受け、本日、緊急の市対策本部会議を開催し、感染症対策の徹底について、協議を行ったところです。

 

2 新型コロナウイルス感染症の感染予防について

 

 次に、新型コロナウイルス感染症の感染予防についてお願いです。

 

 市民の皆様におかれましては、引き続き、正しいマスクの着用や手洗いの徹底、手・指の消毒を行うとともに、三密(密閉・密集・密接)を避けるなどの感染予防対策をとってください。寒い季節ではありますが、窓やドアをこまめに開け、換気を十分に行ってください。そして、体調が悪いときは外出を控える、休みを取るなど、冷静に行動してください。

 

 また、これから飲酒を伴う懇親会等が増える時期になりますが、区切られた空間で、大人数や長時間におよぶ飲食は、感染リスクが高まると言われていますので、感染予防対策を十分にとったうえで行っていただきますようお願いします。

 

3 思いやりを持った行動をしましょう

 

 最後に、思いやりを持った行動をしていただきますよう、私から、再度のお願いです。

 

 佐賀県によりますと、県内では、新型コロナウイルスに感染した人が退院したあと、知人から会うのを拒否されたり、感染した人の勤め先の会社が中傷を受けたりしたという事例が報告されているとのことです。

 

 感染した人や退院した人、医療従事者への差別やひぼう中傷など、あってはならないことです。

 

 今回、本市で感染者が確認されたことで、感染者やその家族、職場の特定につながるような詮索は絶対にしないでください。

 

 新型コロナウイルスの感染は、誰にでも起こり得ることです。人ごとではなく、もし自分が感染したら、と考えて行動してください。「相手を思いやる」という当たり前の行動をお願いします。

 

 

 以上、市民の皆様には、感染拡大防止のため、引き続き御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 

  令和2年12月13日

伊万里市長 深 浦 弘 信