(2020年10月17日更新)
市民の皆様への市長からのメッセージ(要旨)
市民の皆様へ
1 市内での新型コロナウイルス感染症陽性患者の確認について
10月16日および10月17日に、市内において新型コロナウイルス感染症の陽性患者がそれぞれ1名ずつ確認されました。
市内での陽性患者の確認は、3月31日以来で、この2例で合計3例となります。(県内では250例目、251例目)
県内での発生は続いておりましたが、市内での発生は3月31日以来ということで、市民の皆さまにおかれましては、不確実な情報が飛び交うことで不安に感じられている方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで、私が市長メッセージという形で、陽性となられた方の概要につきまして、県の発表を基に正確にお知らせすることで、市民の皆さまの不安や心配を少しでも払拭いただけるのではないかと考えております。
それでは、陽性患者の概要についてご説明いたします。
まず、おひとり目、10月16日に陽性となられた方は、60歳代、男性、伊万里市在住でございます。
濃厚接触者は、家族2名、職場の同僚1名、知人8名となっており、PCR検査の結果、ご家族の方1名の陽性が確認されましたが、他の濃厚接触者については陰性が確認されております。
60歳代男性は、発症が10月9日、具体的な行動歴については、10月3日に福岡市を訪問されており、その後、職場での勤務、知人との会合などがあったと発表されております。
続きまして、お2人目、10月17日に陽性となられた方は、60歳代、女性、伊万里市在住でございます。
この方は、10月16日に陽性が確認された方のご家族でございまして、現在県において詳細な行動歴等の確認中の状況でございます。
以上が、この2日間で市内において確認された陽性患者の方の概要となります。
2 新型コロナウイルス感染症の感染予防について
次に、新型コロナウイルス感染症の感染予防についてです。
市民の皆様におかれましては、これまで以上に、マスクの着用や手洗いの徹底、手指の消毒、三密(密閉・密集・密接)を避けるなどの感染予防策を十分に行っていただきますとともに、体調が悪い時は外出を控えるなど、冷静に行動していただきますようお願いします。
3 思いやりを持った行動をしましょう
最後に、「人権への配慮」について、私からお願いです。
新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、いまだに深刻な人権侵害が蔓延しつつあります。
今回、伊万里市で感染者が確認されたことで、例えば、感染者やその家族の特定につながるような詮索は絶対にしないでください。
新型コロナウイルスの感染は、誰にでも起こり得ることです。「相手を思いやる」という当たり前の行動をお願いします。
以上、市民の皆様には、感染拡大防止のため、引き続き御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
令和2年10月17日
伊万里市長 深 浦 弘 信