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アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう


アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
(2020年10月9日更新)

 アイヌの人々は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族*です。国における取り組みは前進しているものの、依然として歴史や文化への無関心や誤った認識から、就職や結婚などにおいて差別・偏見や生活上のさまざまな人権侵害が存在しています。

 政府のアイヌ政策については、平成31年4月に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」(アイヌ施策推進法)が成立し、令和2年にはアイヌ文化の復興・発展のナショナルセンターとして「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が北海道白老町に開業するなど、歴史的にみても大きな新しい局面を迎えています。

 アイヌの人々に対する差別や偏見をなくし、人権を尊重し、理解を深めることが大切です。

  *この点については、今般の「アイヌ施策推進法」において、「日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族であるアイヌの人々」と法律上も明記されています。