(2019年3月7日更新)
性的指向及び性自認(性同一性)を理由とする偏見や差別をなくそう
同性愛や両性愛といった性的指向に関する偏見や差別によって、職場を追われるなどの人権問題が発生しています。また、性自認(性同一性)に関する偏見や差別から、身体の性と心の性が一致していない人が、周囲の心ない好奇の目にさらされたり、職場などで不適切な扱いを受けたりするなどの人権問題も指摘されています。
この問題についての関心と理解を深め、偏見や差別を解消していくことが必要です。
~性の多様性を認め合い、誰もが過ごしやすい環境をつくっていきましょう~
性的指向とは
性的指向とは、人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。
具体的には、恋愛・性愛の対象が異性に向かう異性愛(ヘテロセクシュアル)、同性に向かう同性愛(ホモセクシュアル)、両方に向かう両性愛(バイセクシュアル)を指します。
同性愛者、両性愛者は少数派であるがために、偏見や差別に苦しんでいる人々がいます。
性自認(性同一性)とは
性自認(性同一性)とは、自分の性をどのように認識しているのか、どのようなアイデンティティを自分の感覚として持っているかを示す概念です。「こころの性」と呼ばれることもあります。
多くの人は、性自認(こころの性)と生物学的な性(からだの性)が一致していますが、この両者が一致しない人は、そのために違和感を感じたり、身体の手術を通じて性の適合を望むことさえあります。そして偏見の目を向けられたり、職場などで不適切な扱いを受けたりすることがあります。
相談窓口について
●佐賀県DV総合対策センター (LGBTに関する相談)
◇相談専用ダイヤル 090-1926-8339
◇相談日時 毎月 第2土曜 第4木曜 14時00分~16時00分
多様な性に関する悩みについて、これまで誰にも話せず一人で悩んでいた皆さん、話をしてみませんか。
佐賀DV総合対策センターホームページ