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前田家住宅

前田家住宅
(2008年6月10日更新)
国登録有形文化財 建造物
前田家住宅
(まえだけ じゅうたく)

立花町4028番地(伊万里駅より徒歩10分)
平成13年8月28日登録

前田家住宅(主屋)

 前田家住宅は西円蔵寺(にしえんぞうじ)地区にあります。前田家は、江戸時代に代々、伊万里郷の大庄屋(おおじょうや)をつとめました。屋敷地は南北に細長く、約1,000坪ほどあります。
 主屋は、そのほぼ中央にあり、江戸時代後期に建てられたものです。南を正面とし、西側を道路に接しています。木造平屋建(もくぞうひらやだて)で、建築面積約291平方メートルと民家建築では県内でも最大規模です。屋根は茅葺(かやぶき)で、佐賀県の民家を特徴づける「くど造り」の最も発達した姿を伝えています。
 そのほか東の蔵は江戸時代後期、西の蔵は明治時代後期、北の蔵も明治時代後期に建てられたものです。それぞれ土蔵造平屋建(どぞうづくりひらやだて)で、建築面積は東の蔵が約51平方メートル、西の蔵は約139平方メートル、北の蔵が約61平方メートルです。
 薪小屋(たきぎごや)は明治時代後期に建てられました。木造平屋建で建築面積は約30平方メートルです。水車小屋は江戸時代後期に建てられ、明治時代後期に改造されています。木造平屋建で建築面積は約57平方メートルです。屋根はすべて瓦葺です。
 伊万里郷大庄屋の建物として、また大規模民家の全体構成や機能などを知る上で貴重であり、さらに建物自身も建築学的に高く評価されています。

また、平成17年11月には、地域を象徴する建造物で県民の貴重な資産であり、22世紀までも残していくべきものとして、佐賀県遺産としても認定されています。


*個人住宅のため建物内部は一般公開されていません。